健康・医療について教えて下さい?前篇
はじめに
現代は、医療技術の進歩で多くの命が救われる時代となりました。
例えば、がん告知は進み、自分の病名を知った上で病気と闘い健康を取り戻す人も多くなりました。
では、もし今後あなたが回復不能の重大な病気になったら、病名告知や余命告知を受け入れて終末期を過ごしたいですか?
それとも何も知らないままでいたいですか?
告知を受けなかったとしてもいずれ病気が進行してくれば自分の状況
を知ることになります。
その時になって自分の死と向き合い始めることになります。
※告知までの間は、家族も精神的な負担は大きいです。
告知が多くなった理由は、自分の病気と状況を受け入れることで、その後の治療や緩和ケアについて具体的に話ができ、一日一日の過ごし方も変わり、多くの人がいろいろな意味で行動的になれるようになります。
告知や余命宣告を受けたときはショックを受けるでしょうが、さまざまな想いを繰り返しながら、やがては死を受け入れることができるようになる人も多いことから、告知を求める事が多くなってきました。
残された時間を誰と、どこで、どのようにして過ごすのか、病院、ホスピス、自宅など、いろいろと考えられます。
最近は、在宅医療制度が整い始め、最期の時を自宅で過ごす人も増えてきました。
主な死因は、以下の通りです。
死亡原因(2020年時点)
1位 悪性新生物(がん)
2位 心疾患
3位 老衰
4位 脳血管疾患
5位 肺炎
2016年までは肺炎が3位でしたが、老衰が3位になりました。
→医療の水準が高まったことが一つの要因といえます。
治療格差について
全国医院数
「100,000医院」
※歯科8万除く
⇓
手術可能病院
6,000病院
医師総数30万人
⇓
がん治療認定医
約15,000人
※約5%
(日本がん治療認定医機構)
⇓
がん薬物療法専門医
約1,300人
※更に大きな病院だと、幾つかの外科があり、治療法が変わる場合がありますので…
大きな病院だから大丈夫という事はありません。
正確な情報取得が求められます。
次回の後編で更に詳細をお知らせいたします。
終活に関する記事はこちらをご覧ください。
これからもあなたの終活について一緒に考えていきたいと思います。!