遺品整理は自分でできる!具体的なコツと手順を紹介

大切な家族が亡くなった後、誰もが遺品整理に直面します。遺品整理は専門業者に依頼もできますが、自分でやってもOKです。しかし「手順がわからない…」と悩みますよね。遺品整理はしっかりとした準備と手順を踏めば、問題なく進められます。今回は遺品整理を自分で行う場合の手順を見ていきましょう。

遺品整理を自分でやる場合に必要なもの

遺品整理を自分でするにあたり、まずは下準備をしましょう。必要な物をあらかじめ用意しておくと、作業もスムーズですよ。ここでは遺品整理に必要な道具を紹介します

段ボール

遺品整理ではたくさんの物が出てきます。そのため仕分けの段ボールを用意しましょう。始めはちゃんと仕分けできなくも問題ありません。ざっくり「いる物」「いらない物」と書き、どんどん放り込んでいきます。処分に迷った物は「迷っている箱」を作って入れましょう。とにかくその場で考えこまず、どんどん仕分けていくのがポイントです。

カッターナイフやはさみ

カッターナイフやはさみは、段ボールやビニール紐を切る際に便利です。また個人情報が書かれた書類で必要ないものや、各種カードの切断にも使えますよ。何かと重宝するアイテムなので、できれば一人一本用意するとよいでしょう。

ドライバーやペンチ

本棚やテレビ台などを解体する時に便利です。大きな家具はそのままでは搬出が困難なことも…。ネジを外して分解してしまえば、簡単に持ち運びできます。ただし外した後のネジを踏んでしまった場合、ケガに繋がる可能性が。その場に捨てず、しっかりと管理しましょう。

マスクやゴーグル

遺品整理の仕分け作業では、ホコリやチリが舞うことも少なくありません。作業中はマスクやゴーグルをし、安全性に配慮しましょう。

軍手

作業中は本棚のささくれや、指挟みで思わぬケガをする可能性があります。安全に作業するためにも、軍手をつけましょう。

台車やトラック

遺品整理では大量の粗大ゴミや大量の不用品が出る可能性があります。作業効率を上げるためにも台車やトラックを用意するとスムーズです。台車はもちろん、家とゴミ捨て場が離れている場合は、トラックを準備しておくと便利でしょう。

ほうきや雑巾

遺品を運び出した後の部屋は汚れています。ほうきや雑巾で丁寧に清掃をしましょう。古い歯ブラシや穴の開いた靴下なども意外と使えます。

動きやすい服装

遺品整理は意外にも重労働です。そのため動きやすい服装で行いましょう。エプロンや作業着など、汚れてもいい恰好がおすすめです。

遺品整理を自分でやるには、スケジュール管理が大事

遺品整理は「暇な時にやろう…」とダラダラやるよりも、期間を決めてサクッを終わらせるのがおすすめです。ここではスムーズに遺品整理を終わらせるコツを紹介します。

十分な人手を確保する

遺品がたくさんある場合、十分な人手を確保しましょう。またそれぞれが色々な場所を片付けるよりは、全員で一箇所ずつ作業をする方法がおすすめ。一番効率の良い方法を全員で話し合ってみましょう。

期間を決めて一気に片付ける

遺品整理はダラダラとやってしまうと、なかなか終わりません。最悪の場合、挫折する危険性もあります。せっかく「やろう!」と思ったのですから、最後までやりたいですよね。そのため作業にかける時間を決めましょう。プロに依頼する場合、1LDKの部屋なら3時間程度で片付けが完了します。目安にしてください。

ゴミの処分方法をチェックしておく

遺品整理で出てきた大量のゴミを処分する方法も考えておきましょう。おすすめは、ゴミの日に合わせて作業をすることです。もしゴミが多すぎる場合や、時期がズレる場合は、あらかじめ市区町村のゴミ捨てルールをチェックしてみましょう。

ゴミ回収日以外は、地域のクリーンセンターに持ち込めば、処分してくれる場合もあります。

遺品整理を自分たちで進める場合の手順

遺品整理を自分たちでやる場合、手順はとても重要です。ここでは遺品整理をスムーズに進める具体的な方法を紹介します。

①まずは入り口から片付ける

まずは入り口から片付け、出入口を確保しましょう。遺品の搬出がスムーズになり、作業が楽になりますよ。入り口を片付けたら、部屋の奥へ向かって片付けをするのがおすすめです。

②大きなものを部屋の外に出す

大きな家具や家電は先に部屋の外に出しましょう。スペースが生まれ、清掃がしやすくなります。もしタンスの中身を整理する場合、先に床を片付けてからにしましょう。タンスからどんどん物を出してしまうと、さらに床が散らかり、収拾がつかなくなる危険性があります。

③価値のあるものを取り除く

現金や通帳・権利書などの貴重品は、まず最初に取り除いておきましょう。作業中に誤って捨ててしまうのを防ぐためです。また形見分けできそうなものも、あらかじめ分けおくとよいでしょう。

④リサイクル品を仕分ける

テレビや冷蔵庫・洗濯機などはそのまま粗大ゴミで出せない可能性があります。他のゴミとは別に置いておき、一緒に捨ててしまわないよう注意しましょう。間違った処分をすると不法投棄になってしまいます。

⑤ゴミを分別する

大きなゴミを片付けたら、ゴミを分別しておきましょう。紙屑やペットボトル・弁当の空き容器など明らかなゴミは、ゴミ袋にどんどん詰めていきます。処分に迷ったものは専用の段ボールを作って入れておきましょう。人形や仏壇など処分に困るものは、供養する方法もあります。

⑥ゴミを処分する

ゴミを集め終わったら、各自治体のルールに従って処分します。家具や家電はリサイクル業者に引き取ってもらうのもよいでしょう。買取できる業者に依頼すれば、お金になる可能性があります

⑦部屋の清掃を行う

部屋が片付いたら、仕上げに清掃を行います。遺品整理を行った部屋は、故人が過ごした空間です。感謝の気持ちを込めて、丁寧に拭き上げましょう。

まとめ 遺品整理が自分でうまくできない場合は、業者に相談しよう

遺品整理は大変な作業ですが、しっかりと道具を揃え、手順に従って行えば自分でも十分可能です。もし「挫折してしまった…」「体力的に難しい」と感じたら、沖縄終活案内所にご相談ください!進め方のアドバイスはもちろん、ぴったりの遺品整理業者もご紹介いたします。

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