登場人物
糸数 盛夫:
みくに株式会社の代表。遺品整理士や尊骨士の資格を持つ、終活のプロフェッショナル
インタビュアー:
沖縄終活案内所の専属ライター。今回はインタビューと進行役を担当
今日はよろしくお願いします!
こちらこそ、よろしくお願いします
糸数 盛夫代表ももつ、遺品整理士とは?
早速ですが、遺品整理士ってどんな資格なんですか?
遺品整理士は一般社団法人・日本石材産業協会が認定する資格です。「お墓ディレクター検定試験」に合格することで取得できます。お墓に対する幅広い知識が見につくので、お客様が抱える様々な終活に関する悩みにお応えできるようになります。
最近は終活という言葉をメディアでもよく聞きますよね。何故今、終活が注目されているのでしょうか。
「終活」というのは、人生の終わりの活動を意味する言葉で、実は結構前からあったんですよ。初めて登場したのは2009年で、ある雑誌に掲載されたのがきっかけで広まったといわれています。
結構最近の言葉だと思っていました!意外ですね。
はい。この雑誌をきっかけに世間に認識され、2012年度のユーキャン流行語大賞でトップ10にもランクインしたんですよ
どんどん身近になっていったんですね
最近では核家族が増え、出生率も下がっています。昔は親の介護や死後の作業を兄弟なんかで助け合うこともできましたが、最近は核家族の影響で作業が分担しにくくなっています。そのため家族一人一人への負担が増えることになりました。
終活が広まった背景には、頼れる家族がいない…という、現代の状況も関係あるんです。
終活はいつから始めるのがいいの?
「家族の負担を増やさないように」と言った理由で終活を始める方も多いと聞きます。ちなみに終活はいつから始めるのがいいのでしょうか。
具体的にいつまでに、といった決まりはありません。でも目安としては60代~70代が多いですね。理由は、気力体力ともに落ちてくる時期だからです。人はどうしても年齢を重ねると体力が落ちてきますよね。
終活のひとつ、生前整理は本気でやると結構体力を使うんですよ。なので、少しでも元気なうちに始められるのがいいと思います。定年を機に意識される方も多いですよ。
もちろん終活をしておくと、遺品整理の際に家族への負担を減らすこともできます。
遺品整理を進める際のポイントは?
確かに自分の死後を考えるのも重要ですね。ちなみに家族の遺品整理をする場合、なにから始めるのがいいのでしょうか。
遺品整理って何から始めたらいいのか分からないって人、実は多いんですよ。迷ったらまず、仕分けから入るとスムーズです。
仕分けですか?
はい。まずは貴重品や形見・リサイクル可能なもの、そして明らかなゴミとざっくり分けるだけでも、作業効率が全然違ってきますよ。
確かに!ゴミを捨てるだけでも、部屋はスッキリしますよね。
糸:そうなんです。まずは不用品を処分しましょう。それだけで部屋のスペースも結構開くので、次の作業に取り掛かりやすくなるんです。
ゴミを捨てたら、次はリサイクル可能なものを集めるといいですね。
リサイクル可能なものとは?
家具家電や金属類・衣類・古紙などですね。粗大ごみに出したり、リサイクルショップに持ち込むのもいいですよ。
一種類づつ片付けていくとスムーズなんですね。貴重品はどう管理すればいいでしょうか。
貴重品は相続の時にポイントとなるので、一か所に集めておくといいですよ。またエンディングノートや遺書が出てきたら、一緒に保管しておきましょう。
…素人だと、どの遺品を捨てて、残すべきなのか判断つきにくいような気がします。コツはありますか?
確かに!難しいですよね。そんな時は、弁護士や司法書士、そして遺品整理士に相談するといいですよ。遺品は間違って捨てると、後々家族とトラブルになったり、相続に影響がでる可能性があるので、慎重に扱いたいですね。
はい!故人様の思い出の品をうっかり捨ててしまわないよう、しっかりと管理したいと思います。でもなかなかプロに相談したくても知り合いがいなくて困ってる人、多いんじゃないですか。
もし終活や遺品整理で悩み事があれば、私が立ち上げた「沖縄終活案内所」に相談して頂けると嬉しいです。
みくに株式会社のサービス・沖縄終活案内所とは?
沖縄終活案内所といえば、2021年の6月から始まったみくに株式会社の新サービスですよね。そもそも、何故沖縄終活案内所を立ち上げようと思ったんですか。
今までいろいろなお客様に出会ってきたのですが、中でも多かった悩みが「終活や遺品整理・特殊清掃など作業によって業者を探すのが大変だった」という声なんです。
確かに…自分で業者を探すのは大変ですよね。どこがいいのかも分からないし。
そこで、「お客様が一度にいろいろな業者に依頼できれば楽なのにな」と考え、取引先業者と話し合って作ったのが沖縄終活案内所なんですよ。
具体的にどんな感じなんでしょうか。
もし終活に悩んだら、沖縄終活案内所に電話やLINEで相談してください。担当のオペレーターがお客様の悩みを聞き、今必要な専門業者を無料で紹介します。
無料なんですか!?
もちろんです。相談から見積もりまで一切無料です。正式に依頼されるまで料金は一切かかりません。
終活の話題ってなかなか聞く相手がいないと思うんですよ。なので当社がその受け皿になれればいいと考えています。お客様が最終的に「沖縄終活案内所に相談して良かった」と言ってくれれば、一番うれしいですね。
確かに!プロに相談できるのは安心ですね。私も何かあったら、沖縄終活案内所に相談してみようと思います。
是非!お待ちしていますよ!
おわりに
終活や遺品整理はいつか直面する問題です。だからこそ生前から備えておきたいですよね。
「作りたかったのは、お墓ではなく、お客様の笑顔でした」
これは当社のスローガンであり、代表・糸数の理念でもあります。当社はまだまだ小さな会社です。だからこそ、大きな信頼と実績でカバーしてまいりました。
沖縄終活案内所は、小さな会社の集まりです。しかし全ての会社が真摯に仕事をし、日々真心でお客様に向き合っております。
沖縄終活案内所では、沖縄のみなさまからの終活に関する様々な相談・疑問にお答えしています。終活に興味を持ったら、一人で悩まず当社にご相談ください。全てのお客様がスムーズな終活を行えるよう、全力でサポートいたします。