「遺品整理をしたいけど、安くする方法はない?」といった悩みはありませんか。遺品整理は専門業者に依頼すると、それなりに金額がかかります。
しかしある工夫をするだけで、料金を抑える方法があるのです。今回は遺品整理を少しでも安くするコツを大公開。遺品整理をお手軽にしたい人は、参考にしてください。
遺品整理の相場はどのくらい?
遺品整理を専門業者に依頼する場合、部屋の広さによって値段は多く異なります。価格帯は業者や作業内容によって違いますが、沖縄の場合一般的な平均額は以下の通りです。
沖縄で空き家の片付けを行った場合の相場
間取り | 料金の目安 |
1K | 35,000円〜 |
1DK | 62,000円〜 |
1LDK | 90,000円〜 |
2DK | 110,000円〜 |
2LDK | 140,000円〜 |
3DK | 770,000円〜 |
3LDK | 190,000円〜 |
沖縄で遺品整理(空き家片付け)を行う場合、おおよそ3LDKの一軒家で20万前後かかります。料金を決める要素は以下のとおりです。
- 作業員の人数
- 部屋の間取り
- 作業時間
- 遺品の量
- 処分費用
など
一般的に部屋が広く、荷物が多いほどに料金が高くなります。業者によっても異なるため、あらかじめ見積もりを取っておくと安心です。
遺品整理を安くする方法 4選
遺品整理を専門業者に依頼すると、意外な出費に驚くかもしれませんね。実際、費用は業者の言い値の場合も多く、不明瞭な部分も多々あります。必ず、前もって確認するようにしましょう。ここでは遺品整理費用を少しでも抑えるポイントを見ていきます。
できる範囲でゴミを捨てたり清掃をしておく
遺品整理は片付ける荷物が多いほどに、料金が高くなります。そのため前もって荷物を片付けておくのがおすすめ。事前に荷物を減らしておけば、遺品整理にかかる費用を抑えられるでしょう。
ポイントは一般ごみを中心に片付けることです。
不燃ごみや可燃ごみなど、家庭ごみとして出せるものだけでも捨てておきましょう。ただし重要な書類を間違って捨てないように注意してください。
もし遺書が見つかった場合は、開封せず保管します。粗大ごみは、大きなものや重たい物も多いため、無理をする必要はありません。できる範囲で整理整頓をしておくと、業者を呼んだ際もスムーズに作業が進みます。
また処分しにくい遺品は供養を検討するとよいでしょう。
遺品整理業者は三社以上の相見積もりを出す
遺品整理を専門業者に依頼する際は、必ず複数の会社に見積り依頼をしましょう。作業費用は業者によって大きく異なります。
そのため相見積もりを取って、納得するまで比較するのがおすすめです。ただし単純に「安いからここにしよう」と金額だけで即決するのは考えものです。
悪徳業者の場合、基本料金を安く見積もり、後からオプションが上乗せされる可能性があります。そして気付かぬ間に高額に…といったトラブルは少なくありません。見積もりの際は、見積もり金額以外にかかる費用はないか、曖昧な請求はないかを必ず確認しましょう。
必ず現地で見積もりをしてもらう
電話で簡単に見積もりを済ませてしまう業者は注意が必要です。当日「想像と違う」と言われ、高額な料金が上乗せされる可能性があるためです。
見積もり依頼をする際は、極力、業者に現地(自宅)に来てもらいましょう。現場を確認してもらうことで、認識の違いを防げます。また見積もりに来た人と、作業に来る人が違う場合も注意が必要です。
状況が伝わっておらず、作業当日にトラブルが発生するケースも少なくありません。見積もりに来た人が当日来るのかを確認し、来ない場合は作業員に引き継いでもらえるよう依頼しましょう。
遺品整理の際、自分も手伝う
遺品整理の費用には作業員の人件費が含まれています。そのため作業に来る人数が増えるほどに、金額はアップする可能性が。
安くしたいなら、自分や家族も作業に加わりましょう。もちろん体力や体調によっては無理をする必要はありません。自身が作業に加わることで、費用を抑えるだけでなく、故人と向き合う時間ができます。
遺品整理にかかるお金を作る方法
「遺品整理にかかるお金をもっと抑えたい!」と思ったら、遺品を売却し、作業費用に充てるのもおすすめです。しかし「どこに売ればいいの?」と悩みますよね。ここでは遺品整理にかかるお金を少しでも作る方法を解説します。
ただし遺品の売却は品物によっては単純相続となり、後日相続放棄ができなくなる危険性が。売るものに迷ったら、遺品整理士や弁護士・司法書士など専門家への相談もおすすめです。
遺品買取りもできる業者に依頼する
遺品整理業者に依頼する場合、遺品買取ができる会社を選ぶのもおすすめです。遺品買取とは専門業者に遺品を買い取ってもらい、現金化する方法を言います。
鑑定士が遺品を査定してくれるため、高額買取されやすい点もポイント。売却代金を遺品整理の費用に充てれば、料金を大幅に抑えられます。
フリマアプリで遺品を売る
無料で出品できるフリマアプリやオークションサイトに出品する方法です。自分で値段を決められるため、希望した金額で売れる可能性も高いでしょう。
ただし物にもよりますが、あまり高額過ぎると売れにくい可能性も。他の出品物を見て相場を知っておくと、売れやすい価格帯が分かります。
リサイクルショップに不用品を持ち込む
「すぐにでも現金に変えたい!」と思ったら、リサイクルショップに持ち込むのもおすすめです。予約不要でそのまま査定・買取りが行えます。
ただしリサイクルショップによって買取り金額に大きな差が出る可能性が。少しでも高く売りたい!と考えるなら、複数のリサイクルショップを回ってみるのがおすすめです。
まとめ 遺品整理は納得のできる価格で依頼しよう
遺品整理を専門業者に依頼する場合、3LDKで20万円前後が相場です。しかし自分である程度片付けをしたり、作業に加わることで大幅に安くなることも。
また遺品を売却すれば、作業費用に充てることも可能です。様々な方法で、料金を安くする工夫をしてみましょう。
沖縄終活案内所ではみなさまが安心して遺品整理業者を選べるよう、お手伝いをさせて頂きます。納得できる業者に出会えるまで、何度でも紹介・見積もり依頼可能ですので、お気軽にご相談ください。